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KEYTALK


KEYTALK

Rainbow road Tour 2018 〜おれ、熊本で2番目に速いから〜

2018.6.15@BLUE LIVE 広島

Text:Miyaco / Photo 後藤壮太郎

5thフルアルバム『Rainbow』のリリースツアーは、その名の通り、KYETALKの表情や感情が多彩に発揮されるライブだった。

音源を聴いた時点で「ライブ映えしそうだな」と感じていた楽曲たちは、ライブハウスで鳴らされることで檻を飛び出すうような解放感を得て活き活きと躍動し、想像をはるかに超えて私たちのテンションを熱く高く突き上げてくれた。

KEYTALKは無邪気なイメージが強かったのだけど、今回は、今まで気付かなかった大人っぽい横顔を見てしまってハッとするような瞬間も何度かあった。会場にいる全員で一緒にひたすら楽しむ時間があったり、聴いていると想う人の顔が思い浮かぶ時間があったり、荒々しくギターを振り上げる仕草に胸を熱くさせられたり、今までにない演出に驚いたり。たくさんのカラーがあって、「色とりどりで表情豊か」という表現がとてもよく似合うステージだったように思う。

そして、とにかくお客さんが疲れ知らずで元気!最後の瞬間まで大きな声とジャンプでKEYTALKの音楽を受け止めていて、そんな光景にも笑顔をもらった。

ラストには、今日という日を今日ここで完結させるのではなく、未来につながる扉を開けて見せてくれるような、キラキラとした空気をつくり上げた。その空気を胸いっぱいに吸い込んで会場の外へ出ると、開演前に激しく降っていた雨がすっかり上がっていたのでした…!

追伸。ライブの真っ最中、BLUE LIVE 広島の上空には本当に虹が出ていたそうです🌈

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