Goodbye holiday
- nishi-kaze
- 2016年4月7日
- 読了時間: 2分
“with YOU” tour ~みんなひっつきもっつきじゃ~
2016.4.8 @ 4.14

Report:Miyaco/Photo:hideyoshi fujii
Goodbye holidayのツアーファイナルは、ワンマン公演にしてソールドアウト!本人達にとっても、地元・広島で応援し続けている人達にとっても、非常に嬉しい形での開催となった。
ステージに登場した彼らを、大きな歓声が出迎えた。“最終回は終わらない”の明るいサウンドがこの夜の始まりを華やかに彩り、“溢れるもの”の優しいメロディーが、フロアとの距離感をゆっくりと確実に詰めてゆく。
中盤からは、エンジンがぐっと温まった感覚があった。“サイダー”ではメンバーもオーディエンスも大きな笑顔を見せ、“革命アカツキ”では児玉の表情がますます豊かに変化する。歌声にも演奏にも感情が乗りまくっていて、Goodbye holidayのエモーショナルな面を見せつけられたようだった。
「上京して5年、広島の事を想いながら作った曲」と前置きされた“旅立ちの花”。インディーズ時代から歌われていたこの曲を、この日の凱旋ライブで演奏するはどのような気持ちだっただろうかと、つい推し測ってしまう。
山崎(Dr.)が、オーディエンスに携帯電話のライトを灯すよう指示し、その明かりの中で演奏された“スプートニク2号”は、児玉の歌声がよく伸びた。そこにオーディエンスのシンガロングが綺麗に重なり、本当にロマンチックで温もりに溢れる空間ができあがった。
ステージ上の彼らは本当に堂々としていて頼もしく、佇まいはひと回りもふた回りも大きくなっていた。ここまでの軌跡と、未来へのポジティブな予感。その両方を、この土地ではっきりと見せつけてくれたこと。私達はこの日、非常に重要なシーンに立ち会えたのだと思う。
【Set List】
1.最終回は終わらない
2.溢れるもの
3.クロワッサン
4.アコーディオン弾きのワルツ
5.ツバメの巣
6.any time
7.彼女が愛した朝食
8.サイダー
9.革命アカツキ
10.リベレーター
11.旅立ちの花
12.蛍
13.少年シンドローム
14.スプートニク2号
Encore
15.deco
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