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THE BEAT GARDEN

  • nishi-kaze
  • 2016年5月24日
  • 読了時間: 10分

揺るぎない大きな夢と強い自信を持って、今日までの 3 年半を駆け抜けてきたチームがいます。エレクトロとロックを融合させた音楽を、硬派なスピリットで鳴らす 3VO+1DJ、THE BEAT GARDEN をご存知でしょうか。

インディーズながら赤坂 BLITZ でのワンマンライブを大成功させ、7 月にはメジャーデビューすることが発表されました。その快進撃はまだまだ始まったばかりだと思うと、とてもワクワクさせられます。

5 月某日、イベント出演のために来広した 4 人に、これまでのこと、これからのことを たくさん話していただきました。

Interview:Miyaco

―プロフィールを拝見しました。まず、U さん MASATO さん REI さんの 3 人が大阪で出 会ったんですよね。春に出会って、夏には上京するっていうすごいスピード感なんですけ ど(笑)、どういう経緯でこの 3 人が組むことになったんですか?

U:音楽の専門学校で出会いました。スクールではそれぞれがライバルっていう空気感もあるし、好きな音楽は違ってたんですけど、仲良くなりました。それで、一緒に何かやろうということになって 1 曲作ったん です。それが「めっちゃいいじゃん」ってなって、ライブも何も決まってなかったけど、広いスタジオで、その 1 曲を何回も何回も練習してました。それが凄く楽しかったんです。それで、やるなら東京行った方が良いんじゃない?って話になって、その 1 週間後には上 京してましたね。

―え!それ凄いですね。

MASATO:この 3 人ならイケるって思いましたね。その頃から大きなステージをイメージして練習をやってたので。

U:3 人ともちょっと勘違いしてて(笑)。

―いい勘違い、ですよね(笑)。

U:今その楽曲を聴くのは恥ずかしいですけどね。 REI:めちゃくちゃ恥ずかしい(笑)。

―その曲は披露はされてないんですか?

U:上京してすぐの頃はそれしか曲がなかったので、ライブでは自信持ってやってましたね。

MASATO:とにかく自信満々でした(笑)。

―それで、すぐに東京へ来て。

U:そうです。1 週間で準備をして、上京して、3 人で家を決めて。

MASATO:すっごい台風の日だったよね、上京した瞬間に凄い風で(笑)。

U:突風で傘も折れて。

REI:人も滑ってたもんね(笑)。

MASATO:びっくりしましたね、台風の勢いとともに上京してきました(笑)。

―嵐のスタートになったんですね(笑)。その頃からちょっとずつ曲を作ったり、ライブ をしたりしてたんですか?

U: 1 年間、1 週間に 1 曲作りながらライブをやってました。

MASATO:今振り返るとあっという間でしたね。

―その頃、SATORU さんはどういう活動をされてたんですか?

SATORU:僕は音楽は全然やっていなくて。でも、U さんとは昔からずっと仲良くて、新曲が出来る度に聴かせてもらったりして て「この 3 人天才じゃん!」って思いながら応援してる感じでした。ライブの時は手伝ったりしてましたね。

―そこから加入に至ったのは?

U:ずっとDJ を探していていろんな方とやってみたけれどしっくりこなくて。ステージ上で振り返った時にSATORUがいてくれたら楽しいかな っていう 3 人の想いもあって。

SATORU:恥ずかしいですね(笑)。

U:彼なら真摯にやってくれるだろうと思ったのでまずはサ ポートから始めてもらったんです。

―ちょっと変わった経歴ですよね。

MASATO:まさかDJ するとは思ってなかったよね(笑)。

SATORU:僕はこの 3 人を一生応援してる なって思ったので。もちろん今もそうなんですけど。

―音楽のことを教えてください。エレクトロとロックを合わせた音楽性ということなんで すが、そういうジャンルに辿り着いたのは?

U:それぞれ好きな音楽が違うのですが3 人 で最初に作った曲もエレクトロロックだったんですよね。男の子も女の子も入り乱れて楽しめて、自分達も汗をかけるライブをした いって思った時エレクトロに行きつきました。日本語で気持ちを伝えたくて、色々やってみる中でロックの要素を入れてみたら言葉やメロディーが入ってくるかなって思ったのが最初です。

―もともと 3 人の好きな音楽が違うんですね。それぞれの個人的な音楽のルーツを教えて もらってもいいですか?

U:僕は中学時代にバンドを組んでいて、ずっとロックを聴いてました。Linkin Parkさ ん、邦楽だとSiMさんとかcrossfaithさんが好きです。

―楽器は何をやってたんですか?

U:ボーカルです。曲を作る時はギターを使ってました。バンドは中学校 3 年間やって ましたね。その時の友達には、今でも相談に乗ってもらってます。

―MASATO さんは?

MASATO:僕はJ-POPとかR&Bを聴いてました。洋楽のR&Bよりも日本の曲をよく聴いていました。ポップスだとEXILEさんも好きだし、FUNKY MONKEY BABYSさんも大好きでした。日本語の曲を歌うのが好きでしたね。

―REI さんはどうですか?

REI:僕はラップから音楽に入ったんです、海外のHIP HOPをよく聴いてました。もともとロックはあまり好きな方じゃなくて、バンドのジャカジャカした感じが苦手だったんで すけど、メンバーに出会ってからロックも好きになっていっぱい聴くようになりましたね。

―ロックやインディーの色が強いクラブイ ベントへ行ってもエレクトロの曲とかDaft Punkが流れる時期もあったりして。どんなジ ャンルが好きな人にもエレクトロって割と入口があるのかなっていう印象があります。ポピュラーになりつつあるジャンルですよね。

U:そうですね。

―曲作りはどういう風にされてるんですか?

U:基本的に僕とREIが一緒に作ることが多いんですけど。2 人で、どういうイメージの曲を作ろうかっていうことを話して。最近はメンバー全員好きな音楽が似てたりするので、言葉を多く使わなくても感覚的に分かることも多いんです。基本的にはメロディー先行で作ってREIが上げてきたトラックにそれを重ねてブラッシュアップしていくっていう形ですね。

―感覚的に分かるっていう、その共通言語になってるアーティストってありますか?

REI:それこそ Daft Punk もそうですし、Avicii とかもそうかな。ギターリフの入ってるすごくかっこいい曲もあって。

U:ロックの共通言語はないかもしれないですね、僕が自由に付けてるんで。

―ライブも楽しいですよね、みんなで手を挙げたり声を出したりするシーンも多くて。お客さんが乗りやすいように考えて曲作りをする面もあるんですか?

U:お客さんのリアクションを 想像ながら作ったものが、実際にライブでの反応と重なったときの感覚がすごく気持ちがいいので、それを覚えてからは自然と体が動くビートを意識して制作してると思います。

―そうなんですね。他の作家さんが作曲されてる曲もあるんですよね。

U:そうです。歌詞は僕が書いてます。メンバーにも「こういう曲だったらどんなイメージ?」って聞いて、それを取り入れたり、却下したり(笑)。でもずっと一緒にライブをしてきてる ので、結構似たようなことをイメージすることも多いですね。

―自分達の中から出てくるものとは違うものが渡されるっていうのはどうですか?刺激を受けるような側面もあるんでしょうか。

U:ありますね。人によっていろんな手法があって新鮮です。音色が違ったりとか、ダブステップをいれるタイミングが違ってたり。

REI:自分の中にはない感じの曲が上がってくることもあるので、すごく勉強になりますね。

―3 月 12 日には赤坂 BLITZ で、過去最大キャパでのワンマンライブがありましたね。

MASATO:一番の感想は「楽しかった」ですよね。初めてあんなに走り回れるような広い 会場でできて、そういう意味では自分達がめざしてきたライブに一番近いライブになった かなと思います。メジャーデビューの発表もしましたし、記念すべきライブになったよね。

U:ライブの MC でも言ったんですけど、僕たち赤坂 BLITZ に行ったことがあるんですよ。MAN WITH A MISSION が対バンライブをやるのを当日の朝に知って「今日 MAN WITH A MISSION のライブあるから行こうよ」って言って。当時ブッキングっていうシステムを知らなくて、マジで突然行って出してくれると思ってたんです。

―え、ステージに上がるつもりで行ったんですか?(笑)

REI:アホですよね(笑)。

U:小さいアンプとマイク 2 本持って「マイク 1 本くらい借りれるっしょ」って言って、 埼玉から電車に乗って向かったんです(笑)。関係者受付の扉をノックして「僕らエレク トロロックをやってて、今日の対バンにピッタリだと思うんでオープニングアクトで出させてください」って(笑)。責任者の方がとっても温かい方で、「今日は出させてあげられないけど、大きくなったら絶対出てよ」って言って名刺をくださったんです。その方と 3 月 12 日の赤坂 BLITZ でのワンマンライブで再会したんです。

MASATO:わざわざ観に来てくれてね。

REI:そう、だからすごく思い入れがあるよね。

ーそうだったんですね。そこで発表があった 7 月のメジャーデビューですが、今はどういう気持ちですか?

U:ずっと目標だったのでライブを観てもらったり、曲を聴いてもらうチャンスが増えると思うのでワクワクした気持ちです。

MASATO:うん、まさにそうですね。

―4 人の目標って、今はどこにありますか?

U:今を楽しんでそのグルーブで進んでる 4 人の姿をたくさんの人に観てもらいたいので色んなジャンルのフェスに出たいですね。Tomorrowlandや SUMMER SONIC や ROCK IN JAPAN FESTIVAL に出られるようになるのが目標です。

―それ、すごく面白いですね。

MASATO:それに通用する音楽も作らないといけないですね。

―広島には何度か来られていると思いますが、広島のお客さんはどうですか?

U:今日で 3 回目だったのかな?今日が一番お客さんは多かったですし、知ってくれてる 方は徐々に増えてるような気がします。僕らもだんだん街のことも覚え始めて、自分達の種を少しずつ蒔けていけてるかなっていう実感 はあります。ライブをして感じるのは、広島の方はすごく温かいと思います。だから、早 くワンマンで帰って来たいですね。

MASATO:そうだね。すぐそこにも大きなホールがありますよね?

―グリーンアリーナですね。Mr.Children のようなビッグアーティストがライブをされる場所です。

全員:おー!いいですね!

REI:やりたいですね!

MASATO:SATORU、Mr.Children 大好きだもんね。

SATORU:Mr.Children はずっと聴いてます。マツダスタジアムってライブ出来るんです か?

―マツダスタジアムでライブをされたのは奥田民生さんだけですね。

U:そうなんですか!僕、奥田民生さん大好きなんです。

MASATO:宮島でもやりたいんですよ。前に遊びに行った時に、鳥居の傍にステージ組んでイベントをやってました、あれかっこよかったよね。

―ちなみに、宮島の厳島神社の中でライブをしたのも奥田民生さんですね。

全員:えー、凄い!

―宮島の観光地からちょっと外れたところでキャンプが出来るんですけど、昔そこでフェ スがあったので、大きな音を出せる場所はあるはずなんです。

全員:へぇ!

MASATO:いいですね、広島はやりたい場所がたくさんありますね。

―是非やってほしいです。

U:やりたいですね!また広島に帰って来ます!

―楽しみに待ってます、ありがとうございました!

 

2016年7月27日(水)

メジャーデビューシングル『Never End』発売決定! ■初回盤A [CD] 1. Never End 2.タイトル未定 3.タイトル未定 4. Never End (Instrumental) 5.タイトル未定 (Instrumental) 6.タイトル未定 (Instrumental) [DVD] —Live Air 2016— at AKASAKA BLITZ (Live + Documentary) Vol.1 ■初回盤B (Tattooシール付き) [CD] 1. Never End 2.タイトル未定 3.タイトル未定 4. Never End (Instrumental) 5.タイトル未定 (Instrumental) 6.タイトル未定 (Instrumental) [DVD] Documentary of "Never End" Vol.1 (Music Video) Documentary of "Never End" Vol.2 (Recording & Photo Shoot) ■通常盤 CD / UMCK-5605 / 1,200+税 [CD] 1. Never End 2.タイトル未定 3.タイトル未定 4. Never End (Instrumental) 5.タイトル未定 (Instrumental) 6.タイトル未定 (Instrumental)

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