彼らが様々なジャンルの音楽を吸収していることは一聴すればピンときますが、それでいて凄くポップで90年代っぽさもあるんです。
城戸あき子(Vo)の、艶やかな憂いを纏ったウェットでキュートな歌声に惚れました…!その声に、ACOを連想する方もいらっしゃるでしょうか。「クセになる個性」という表現がしっくりとくる、しなやかな心地よさがあります。流行の音だけでない様々な要素を、若い感性で咀嚼し昇華している雰囲気もあり、将来性を感じずにはいられません。
この音を、打ち込みも同期もなしで、全て楽器で作っているということにも驚くと同時に、だからこそ鍛え上げられるであろうライブでのフィジカル面にも期待がかかります。
今回のリリースは7インチアナログ盤。“stand alone”も“back to”もどこか陰のある色っぽさで、これをレコードで再生できるのはとても粋なことのように思います。“door(vinyl edit.)”を含む3曲のDLコード付きなので、アナログプレイヤーを持っていないという方も、是非手に入れて欲しい作品です。
そして、ドラムの櫃田良輔さんがなんと広島のご出身ということで、今回特別に「西風によせる歌」へセルフレコメンドと動画コメントを送ってくださいました!広島でライブが観られる日が今から楽しみですね!
Text:Miyaco
2015.11.4 on sale!
¥1,200(+tax) / PDCR-005
7inch vinyl 「stand alone」
[7inch]
SIDE-A:stand alone
SIDE-B:back to
[同封DLカード]
1.stand alone
2.back to
3.door(vinyl edit.)
櫃田良輔さん(Dr.)からコメントをいただきました!
今作「stand alone」の聴いてほしいポイントですが。。!それは僕らにしかできない"上質かつcoolなトラックです!"
ドラムを音数多くスピーディーにして、打ち込みのようなパターンで展開させつつ、上物とベースラインは極力シンプルに仕上げました!
ボーカル城戸のメロディーラインを1番前に置きつつも、それに負けないカッコいいバックサウンドを創り上げることができたので、そこらへん耳を傾けて聴いていただけると嬉しい限りです!
僕個人的には人力かつドラム3点のみで創り上げたドラムトラックにもぜひぜひ注目してほしいところです。
念願のバイナルという形でリリースできることを本当に嬉しく思っています!
1人でも多くの方にこの1枚が届くことを願ってます!
CICADA Drums. 櫃田良輔